広島の災害で思うこと

天災は忘れないうちにやってくる今日この頃ですが、広島で災難に遭われた方々には深くお悔やみを申し上げます。しかし、これは天災ではなく、間違いなく人災でしょう。本来日本列島は、地震、雷、火事、おやじと災害列島と言われてきましたが、最後のおやじだけはすっかり衰退してしまいました。しかし、それでも、これだけの天災に遭いながら、なおかつ住み続けるというのは、よほど日本列島が豊かだからではないでしょうか? 続きを読む

国家の長

日本は輸入食品であふれており、戦時中のひもじい時代に育った自分としては、結構な時代になったものだと感心すると同時に、配給制度もなく、個人の懐次第では何でも食べられる時代が何時まで続くのか、色々考えさせられる時代でもあります。日本政府も、やれ食料の自給率をもっと上げなければいけないとか、いざというときのsecurity cropとしての米はどうするんだというような議論をしているようです。 続きを読む

沈黙は愚か者の知恵

サラリーマン生活をやった方ならば誰でも一度や二度は経験されていると思いますが、上司が部下を捕まえて、延々と説教をしたり質問攻めをしたりして、うんざりすることがあるかと思います。そうした話を私の友人と話をした時に、彼もあるメーカーに長年勤め上げた方なので、いったいどんな対応をしていたのか聞いてみました。 続きを読む

よいナンバーツー

各企業のトップというのも様々で、運良く社長になった人、実力でなった人、狭い社会で足の引っ張り合いで何とか社長になった人、個人会社で親族引き継ぎ型など、まさに人生模様そのものです。いずれのケースにしても、社長は社長なので、社員はただ手をこまねいて、社長の言いなりというわけにもいきません。 続きを読む

貧困層は救われるのか?

私たちODAに関わっている者にとって、ODA大綱と称して、日本の援助の原理原則を取り決めた枠組みがあります。これを10年ぶりに改訂する事になっています。ODAの援助の仕組みは、発展途上国のGNI(国がどのくらい金持ちか)を指標として、援助の枠組みを決めています。 続きを読む