自然環境と人殺し

最近若者の殺人事件が毎週のように報道されている。更には若夫婦が自分の乳児、幼児を虐待したり殺したりする事件が後を絶たない。TVでも教育者や専門家と称する人たちが、色々解説しているが、所詮後から解説で、私の年代では全く理解が出来ない。 続きを読む

親が自分の子供を殺す話

子供が虐待を受けているのがわかって、地方自治体の職員が家庭訪問しても親に会えなかったり、会えても問題ありませんと言われて、時間がたつうちに、結果として子供が虐待で命を落とすという痛ましい事件が頻発しています。普通の人から見れば、子供が虐待されているのがわかっているのに、なんで子供の命を救うことが出来なかったのか不思議でならないはずです。 続きを読む

広島の災害で思うこと

天災は忘れないうちにやってくる今日この頃ですが、広島で災難に遭われた方々には深くお悔やみを申し上げます。しかし、これは天災ではなく、間違いなく人災でしょう。本来日本列島は、地震、雷、火事、おやじと災害列島と言われてきましたが、最後のおやじだけはすっかり衰退してしまいました。しかし、それでも、これだけの天災に遭いながら、なおかつ住み続けるというのは、よほど日本列島が豊かだからではないでしょうか? 続きを読む

神との対話

いきなりこんな話をはじめると何かあったのですか?と聞かれそうですが、まあ聞いて下さい。

歌人で岡野弘彦という方がおられます。神主の家に生まれ、現在は、日本藝術院会員、文化功労者。國學院大學名誉教授で皇室にも関わり、昭和天皇の歌の指南役なども務められた方です。 続きを読む

阪神淡路大震災から19年

19年前の早朝、直下型の地震が阪神・淡路地方を直撃してから、もう19年にもなります。最近は東京などの大都市で直下型の地震が起きたときに、東京都防災会議がまとめた予測では、死者が揺れと火災で約9,700人、建物被害が揺れで116,200棟、火災で188,100棟という数字を出ています。 続きを読む

語り伝え(伝承)の大切さ

2011年3月11日に発生した東日本大震災以来、東京の直下型地震や、東南海大地震等々、近々起こりうる大災害についてその予報や対策など色々議論され、TV等でも報道されていますが、結局は一人一人の命の問題です。歴史的に何千年、何億年単位では勿論、大災害が起こっているのは事実ですし、私たちが現在生きている、たった100年前後の間でも、災害が起こったそれぞれの地域で、その後の復興や、その時に生き延びた人々の生の声が必ずしも生かされていないような気もします。それぞれの地域で身近に起こった災害で生き延びた人たちの現場の話をもとに、今一度来たるべき大災害にどう覚悟をして、どう命を守るのかを整理して見るのも良い機会かと思います。 続きを読む