今年の正月のTV番組では、若者だけを集めて、日本大転換とか日本の国のかたちとか、日本の抱える問題点を掘り下げる企画が多かったので、特に若い方たちの考え方が聞けて面白かった。 続きを読む
タグ別アーカイブ: 社員教育
サラリーマン教育の原点
事務系であれ、技術系であれ、それぞれの企業で新人に求められる要素としては、コミュニケーション能力(呼ばれたら返事くらいしろ)があり、創造的で個性があり、基礎的教養(四則の計算ぐらいちゃんと出来てほしい)がある人というのが一部上場の大企業の人事部の要求する人間像だと以前書いたことがあります。 続きを読む
国家の長
日本は輸入食品であふれており、戦時中のひもじい時代に育った自分としては、結構な時代になったものだと感心すると同時に、配給制度もなく、個人の懐次第では何でも食べられる時代が何時まで続くのか、色々考えさせられる時代でもあります。日本政府も、やれ食料の自給率をもっと上げなければいけないとか、いざというときのsecurity cropとしての米はどうするんだというような議論をしているようです。 続きを読む
組織と人間関係(上下関係)
どんな会社に入ろうが、形の上では組織というものが存在します。上は社長から下は新入生までいます。そうした会社という「群れ」のなかで、生き延びるためにはどうしたらいいのか? そんなこと考えたこともない? 人それぞれ生き方がありますので、こうしろとかこうした方が良いと言うことも難しいので、私はこうしたということだけ申し上げておきます。 続きを読む
これから社会に出る方に
ご立派な会社(2)
どこの会社にもコピーマシンがありますが、裏表コピーとか、拡大縮小など複雑な操作をするとなぜか紙詰まりがして、その詰まった場所も指示があるのですが、実際に詰まった紙を引き出すのは容易ではありません。
そこで、サービスマンにここが調子悪いと言って調整をしてもらうのですが、その時は調子が良くても、何かの拍子にまた元の木阿弥で、機械の調子を伺いながら、だましだまし使っていました。 続きを読む
消費税値上げ(風吹いて、誰が儲かる?)
消費税を来年4月に3%、再来年には更に2%上乗せして、合計10%にするという。これに対して、企業の税金を引き下げたり、東北の復興税を前倒しで中止したり、子供や老人対策として、色々といじくっているようです。一体このような風を吹かして、誰が儲かるのか、個別に問題を少し考えてみたいと思います。 続きを読む
日本的文化の中での国際化
オリンピックの開催にあたり、当然の事ながら、東京都のスポーツ振興局が中核となって実行委員会の組織作りをするのでしょうが、世界のスポーツの祭典ですから、世界中の国や地域から色々な民族の人たちが集まるわけで、一体どんな組織作りをし、実施するのか非常に興味があります。都のスポーツ振興局のある課長とお話をしたときに、やはり国際的な事業ですから、少なくとも英語でコミュニケーションが図れるような仕組みは最低限必要でしょうねという意見でした。 続きを読む
終身雇用と改正高年齢者雇用安定法
今年の4月から、希望する全社員が65歳まで働けるよう、企業に義務づけた「改正高年齢者雇用安定法」とか言う法律が施行される事になったようです。
私たちの時代は、少なくとも一部上場の会社では、終身雇用だと思って、(実際にそうであったが)気長に勤めに出ていました。しかし、最近は一部上場といえども厳しい経営難に遭って、リストラをされる社員も多く、またリストラをされないまでも、定期昇給はフリーズされ、ボーナスカットは当たり前の世界になっているようです。
経団連としては、今回の法改正で、会社としては、若手新入社員の採用数に影響が出る可能性は否定できないとコメントしている。いったい実態はどうなのか、近くにいるメーカーや商社、コンサルタント、流通業などのサラリーマンに色々聞いてみました。 続きを読む
上司と部下
WBCの準決勝で、すっかり有名になった「行けたら行け」という指示ですが、TVや新聞で後出しじゃんけん的解説や評論で賑わっています。所詮結果論で、何も指示をしないで、仮にダブルプレーでも食らったら、何も策を講じなかったのはおかしいとか言われるわけです。うまくいったら上司の手柄、まずくいったら部下が悪い! これはサラリーマン世界では、常識以前の常識と言っても過言でないくらい、普通に上からは「曖昧な指示」が飛んできます。 続きを読む