私たちODAに関わっている者にとって、ODA大綱と称して、日本の援助の原理原則を取り決めた枠組みがあります。これを10年ぶりに改訂する事になっています。ODAの援助の仕組みは、発展途上国のGNI(国がどのくらい金持ちか)を指標として、援助の枠組みを決めています。 続きを読む
タグ別アーカイブ: 学校教育
仕事の仕方あれこれ(英語の教育と実践)
英語が必須の時代なので、小さいときから英語の勉強をさせようという方が多いようですし、小学校でも文科省までよってたかって英語の授業を始めています。しかし、ちょっと待って下さい。乳児幼児や小学生時代に英語をやって、本当に将来、苦もなく英語が出来るようになるのでしょうか? 続きを読む
コミュニケーション能力とコミュニケーション・スタンス
どこの企業でも、学生に求められる重要項目のなかでは、コミュニケーション能力が一番重要と答えている人事部が多い。一体どんなコミュニケーション能力が求められているのか? そもそもコミュニケーション能力とは一体どんな能力なのか? 続きを読む
組織と人間関係(上下関係)
どんな会社に入ろうが、形の上では組織というものが存在します。上は社長から下は新入生までいます。そうした会社という「群れ」のなかで、生き延びるためにはどうしたらいいのか? そんなこと考えたこともない? 人それぞれ生き方がありますので、こうしろとかこうした方が良いと言うことも難しいので、私はこうしたということだけ申し上げておきます。 続きを読む
戦争と平和(3)(学童疎開の実態・小学生の自己責任)
私どもは、昭和16(1941)年12月に大東亜戦争が始まるとすぐに、親が早々と縁故疎開することを決めたので、私が「千駄ヶ谷第一国民学校」に入学し、一年間いた東京の学校に別れを告げることになりました。 続きを読む
世相とは
明けましておめでとうございます。昨年には、あちこちで国家の指導者が決まり、日本を始め今年はどうなるのか、見ものです。
新年だからといって、世の中ががらっと変わるわけでもないでしょうが、どう考えても最近の世相はとてもいいと言える状態ではない。これからどうなるのか? 先のことはわからないので、少し時間軸をのばして、昔はどうだったのか、終戦直後の世相を思い出してみることにしました。 続きを読む
コミュニケーションあれこれ
人間は集団生活をする動物なので、当然のことながら、いろいろな形のコミュニケーションが発生する。言語はもちろん、文化、宗教、気候、風土などの違いにより、その形はさまざまである。 続きを読む
頭で考える、体で考える
大学生相手に、表面的な授業はともかく、実際に社会に出た時にあなた方はどう生きていけばいいのか、どんな考え方をしていったらいいのか、といった原点的な話をすると、結構食いつきがいい。いわく、「あなたは誰のものですか?」という質問をすると、けげんそうな顔をしている。 続きを読む
若いときの辛抱
大学は学問をするところだから、先生から大いに学問を教えてもらったらよいと思う。しかし、講師をやっているうちに気が付いたことは、彼ら彼女たちは、一般的に親からさえもあまり怒られた経験が少ないということだ。 続きを読む
群れで生きるために
一般的に、今の高校生くらいだと、精神的に中学生よりは少し落ち着いてきて、しかも少し将来のこと(といっても、大学に進学するか、専門学校に行くか、親の家業を継ぐか程度の漠然とした考え)も頭の片隅に少しはあるという程度であると了解している。前に書いたように、子供は自立していないばかりか、親が子離れしていないという風潮が一般的な現代では、このことをどうするかという社会問題としての取り上げ方をしてみても、時代が解決するというような言い方になってしまい、よい解決方法などそう簡単には見つかりそうもない。 続きを読む