愛社精神と猿

先日、社内で高校サッカーの話になり、都大会で優勝し、全国出場することになった都立高校では、OBたちも大いに盛り上がっているらしいが、なぜそうなるのか俺にはよく分からないし、自分自身では全然そんな気にならない。愛校精神や愛社精神とはなんぞや、という発言から議論になった。 続きを読む

高齢化社会とその生き方

100歳以上の人口が5万8千人を超えているそうで、今後毎年2~3千人、増加する予定だとか。平均寿命が男女ともに80才を超えるような現在ですから、当たり前といえば当たり前ですが、その位の年になると、仮に膝が悪く、車いす生活であったり、場合によっては寝たきりだったりしても、自分はとっても幸せを感じて生きているという。死ぬことも別に怖くはないという。 続きを読む

国際結婚とハーグ条約

ハーグ条約は、一見リーズナブルな条約のように見えますが、事はそう簡単ではありません。例えば、DVがあったかどうかは家庭内のことであり、証明が難しく、ほとんどのケースは強制的に元いた場所に引き戻されます。 続きを読む

貧困層は救われるのか?

私たちODAに関わっている者にとって、ODA大綱と称して、日本の援助の原理原則を取り決めた枠組みがあります。これを10年ぶりに改訂する事になっています。ODAの援助の仕組みは、発展途上国のGNI(国がどのくらい金持ちか)を指標として、援助の枠組みを決めています。 続きを読む

母と娘

こんなタイトルで、最近の母娘事情を報道していました。何が問題なのかと良く聞いてみると、母親が60台後半で、娘が40才丁度くらいの親子の問題です。

この母親時代はまさに団塊の時代で、自分もキャリアーウーマンとして一生懸命働いたりしたが、結局は家庭に入り、専業主婦を長年やってきた。そして娘を産んで、育てるに当たって、自分が出来なかったことを娘にはさせようと、お稽古事に、そして女性として自立するために、大学院まで出させ、育て上げた。娘はそのおかげで大学の教授になり、且つ結婚して家庭を持ち、子供にも恵まれて、母親の理想とするものをすべて手に入れた。 続きを読む

人の寿命(クリスマスと年の瀬にあたって)

最近、中近東で勤務していた頃の仲間と会ったときに、我々年寄りが集まると健康で長生きの話か、孫の話しか出ないということでした。そこで、以前バグダッドに勤務していた時代に、現地の年寄りが、「昔は、人間は9百年くらい生きていたようだが、近頃は皆早死にしてしまうようになった」とつぶやいていたのを思い出した。その話はある大使から、旧約聖書に書いてあるということを教えてもらっていたので、一体人間はどのくらい長生きをしたのか、旧約聖書を引っ張り出して調べてみました。 続きを読む