国際結婚とハーグ条約

ハーグ条約は、一見リーズナブルな条約のように見えますが、事はそう簡単ではありません。例えば、DVがあったかどうかは家庭内のことであり、証明が難しく、ほとんどのケースは強制的に元いた場所に引き戻されます。 続きを読む

親が自分の子供を殺す話

子供が虐待を受けているのがわかって、地方自治体の職員が家庭訪問しても親に会えなかったり、会えても問題ありませんと言われて、時間がたつうちに、結果として子供が虐待で命を落とすという痛ましい事件が頻発しています。普通の人から見れば、子供が虐待されているのがわかっているのに、なんで子供の命を救うことが出来なかったのか不思議でならないはずです。 続きを読む

広島の災害で思うこと

天災は忘れないうちにやってくる今日この頃ですが、広島で災難に遭われた方々には深くお悔やみを申し上げます。しかし、これは天災ではなく、間違いなく人災でしょう。本来日本列島は、地震、雷、火事、おやじと災害列島と言われてきましたが、最後のおやじだけはすっかり衰退してしまいました。しかし、それでも、これだけの天災に遭いながら、なおかつ住み続けるというのは、よほど日本列島が豊かだからではないでしょうか? 続きを読む

日本のNGO

私の長年の友人がNGO活動をやっていて、偉くなりすぎて、昨年叙勲の栄に浴したので、勲章もらうと命が縮むらしいから気をつけた方が良いなどと悪いアドバイスをした覚えがあります。本人は相変わらずお元気なので結構ですが、そんなご縁で、日本のNGOとのお付き合いもそれなりにあります。 続きを読む

花子とアン

NHKの朝ドラで、「赤毛のアン」の翻訳者として有名な村岡花子の伝記をやっています。山梨の小作人の娘として明治26(1893)年に生まれたはな(安中はな)の田舎生活が描かれていますが、実際には彼女が5歳の時に、田舎のしがらみを絶って東京の品川に移住し、父親がお茶の葉を売る店を始めたようですが、兄弟姉妹が8人もいたようで、まともに教育を受けたのは彼女1人だったようです。 続きを読む

集団的自衛権

集団的自衛権について、昨今、TVや新聞で連日のごとく報道されています。こうした議論を国民的レベルで、やること自体は大いに結構だと思いますが、戦前2.26事件のさなかに生まれ、その後第二次大戦、終戦、朝鮮動乱、ベトナム戦争、中東戦争、イラン・イラク戦争、旧ユーゴスラビアの内戦等を見聞きしたのではなく、実体験した自分としては、主権国家間の戦い、内戦、争乱、ゲリラ、代理戦争等、いろいろな形があり、いつどんな形で争いが起きるかは、そう簡単に予測がつくものではありません。 続きを読む

消費税値上げ後の対策

勝間勝代さんがラジオで、消費税値上げ後、またデフレにならないためには、年寄りは金を持っているのだから、若者のために消費をしろとか、一生懸命節約していても、世のためにならないので、ちゃんと消費をすることが大事だと仰せになっていました。 続きを読む

仕事の仕方あれこれ(女性の扱い)

男女雇用機会均等法が1985年に施行されてから約四半世紀たち、その間1997年にはいわゆるセクシュアルハラスメントに関する項目が追加されたりして、以前に比べれば、女性に対する雇用機会は開かれているように見えますが、実際にはまだまだ日本では男社会のシステムが抜けていないのが現状です。 続きを読む

仕事の仕方あれこれ(職種)

どんな会社に入っても、何かの仕事を与えられます。それが金融業での窓口業務であったり、製造業での工場勤務であったり、サービス業の接客係であったり、何でも良いのですが、自分の与えられた仕事とは一体どのような範囲なのか、日本人は一般にあまりその様な事を深刻に考えないと言うより、考える必要がないと言った方が正確かも知れません。 続きを読む

第一次世界大戦から100年(誰のために戦争をするのか?)

今年で第一次世界大戦が始まって100年目。足かけ5年の戦いでしたが、軍事関係者の死者が900万人、非戦闘員の死者が1,000万人と言われています。主戦場は欧州全土ですが、当時の武器のレベルからしても、如何に大量の死者が出たか、この数字だけでもなぜそんなに戦わなければならなかったのか。「サラエボ事件」の歴史的な意味合いについて、意見を交わす国際会議が、今年、事件の発端となった、現在のボスニア・ヘルツェゴビナの首都サラエボで開催されるという話です。

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