集団的自衛権

集団的自衛権について、昨今、TVや新聞で連日のごとく報道されています。こうした議論を国民的レベルで、やること自体は大いに結構だと思いますが、戦前2.26事件のさなかに生まれ、その後第二次大戦、終戦、朝鮮動乱、ベトナム戦争、中東戦争、イラン・イラク戦争、旧ユーゴスラビアの内戦等を見聞きしたのではなく、実体験した自分としては、主権国家間の戦い、内戦、争乱、ゲリラ、代理戦争等、いろいろな形があり、いつどんな形で争いが起きるかは、そう簡単に予測がつくものではありません。 続きを読む

仕事の仕方あれこれ(日本語力と教養)

前回の英語に絡んで、問題の日本語について少し考えてみます。以前、コミュニケーション能力について、大手の人事部長の話として、コミュニケーション能力のある人間が欲しい、中身を聞いたら名前を呼ばれたら返事位してくれ、というのが人事部の希望だという話をしましたが、これはコミュニケーション能力でも無ければ日本語力でもありません。 続きを読む

仕事の仕方あれこれ(英語の教育と実践)

英語が必須の時代なので、小さいときから英語の勉強をさせようという方が多いようですし、小学校でも文科省までよってたかって英語の授業を始めています。しかし、ちょっと待って下さい。乳児幼児や小学生時代に英語をやって、本当に将来、苦もなく英語が出来るようになるのでしょうか? 続きを読む

仕事の仕方あれこれ(女性の扱い)

男女雇用機会均等法が1985年に施行されてから約四半世紀たち、その間1997年にはいわゆるセクシュアルハラスメントに関する項目が追加されたりして、以前に比べれば、女性に対する雇用機会は開かれているように見えますが、実際にはまだまだ日本では男社会のシステムが抜けていないのが現状です。 続きを読む

仕事の仕方あれこれ(職種)

どんな会社に入っても、何かの仕事を与えられます。それが金融業での窓口業務であったり、製造業での工場勤務であったり、サービス業の接客係であったり、何でも良いのですが、自分の与えられた仕事とは一体どのような範囲なのか、日本人は一般にあまりその様な事を深刻に考えないと言うより、考える必要がないと言った方が正確かも知れません。 続きを読む

ノーベル物理学賞と日本の物作り

今年のノーベル物理学賞は色々話題が多かったようです。

まず、受賞されたのはベルギーのフランソワ・アングレール博士(ブリュッセル自由大学名誉教授、1932年11月6日、ベルギー・エテルビーク生まれ)と、英国のピーター・ヒッグス博士(エディンバラ大学名誉教授、1929年5月29日、英国・ニューカッスル・アポン・タイン生まれ)のお二人です。 続きを読む

消費税値上げ(風吹いて、誰が儲かる?)

消費税を来年4月に3%、再来年には更に2%上乗せして、合計10%にするという。これに対して、企業の税金を引き下げたり、東北の復興税を前倒しで中止したり、子供や老人対策として、色々といじくっているようです。一体このような風を吹かして、誰が儲かるのか、個別に問題を少し考えてみたいと思います。 続きを読む

日本的文化の中での国際化

オリンピックの開催にあたり、当然の事ながら、東京都のスポーツ振興局が中核となって実行委員会の組織作りをするのでしょうが、世界のスポーツの祭典ですから、世界中の国や地域から色々な民族の人たちが集まるわけで、一体どんな組織作りをし、実施するのか非常に興味があります。都のスポーツ振興局のある課長とお話をしたときに、やはり国際的な事業ですから、少なくとも英語でコミュニケーションが図れるような仕組みは最低限必要でしょうねという意見でした。 続きを読む

プレゼンテーション(話し方について)

前回のオリンピック招致に失敗して、今回はその反省も含めて色々苦労されたようですが、結果は成功したわけで、おめでとうございます。最終のプレゼンテーションの完全版をTVで改めて見ていましたが、色々なことが見えてきて、大変興味深かったです。 続きを読む