日本の産業革命と戦争

明治5(1872)年に、官営工場としてフランスから最新鋭の機械を入れて建設された、富岡製糸場が世界遺産に登録され、話題になっています。日本の指導者の決断で、この案件がその後生糸の生産、輸出による外貨獲得などに貢献しています。 続きを読む


日本のNGO

私の長年の友人がNGO活動をやっていて、偉くなりすぎて、昨年叙勲の栄に浴したので、勲章もらうと命が縮むらしいから気をつけた方が良いなどと悪いアドバイスをした覚えがあります。本人は相変わらずお元気なので結構ですが、そんなご縁で、日本のNGOとのお付き合いもそれなりにあります。 続きを読む


花子とアン

NHKの朝ドラで、「赤毛のアン」の翻訳者として有名な村岡花子の伝記をやっています。山梨の小作人の娘として明治26(1893)年に生まれたはな(安中はな)の田舎生活が描かれていますが、実際には彼女が5歳の時に、田舎のしがらみを絶って東京の品川に移住し、父親がお茶の葉を売る店を始めたようですが、兄弟姉妹が8人もいたようで、まともに教育を受けたのは彼女1人だったようです。 続きを読む


集団的自衛権

集団的自衛権について、昨今、TVや新聞で連日のごとく報道されています。こうした議論を国民的レベルで、やること自体は大いに結構だと思いますが、戦前2.26事件のさなかに生まれ、その後第二次大戦、終戦、朝鮮動乱、ベトナム戦争、中東戦争、イラン・イラク戦争、旧ユーゴスラビアの内戦等を見聞きしたのではなく、実体験した自分としては、主権国家間の戦い、内戦、争乱、ゲリラ、代理戦争等、いろいろな形があり、いつどんな形で争いが起きるかは、そう簡単に予測がつくものではありません。 続きを読む


消費税値上げ後の対策

勝間勝代さんがラジオで、消費税値上げ後、またデフレにならないためには、年寄りは金を持っているのだから、若者のために消費をしろとか、一生懸命節約していても、世のためにならないので、ちゃんと消費をすることが大事だと仰せになっていました。 続きを読む


Windows XPのサービス終了について

手書きの書類時代から、タイプライター、ワープロ、パソコン(DOSの時代)、そして、Windowsの色々なバージョン時代を経て、XPにたどり着き、それも終わって、Windows 7や8に乗り換えろと言う。一通り上記の道をすべて経験してきた私としては、便利な部分や、筆記用具や、計算道具としてのみならず、通信手段など、飛び道具としての機能については苦言を呈するつもりはないが、今度のXPから7等への移行については、一言「たわごと」を言いたい気持ちです。 続きを読む


仕事の仕方あれこれ(日本語力と教養)

前回の英語に絡んで、問題の日本語について少し考えてみます。以前、コミュニケーション能力について、大手の人事部長の話として、コミュニケーション能力のある人間が欲しい、中身を聞いたら名前を呼ばれたら返事位してくれ、というのが人事部の希望だという話をしましたが、これはコミュニケーション能力でも無ければ日本語力でもありません。 続きを読む


仕事の仕方あれこれ(英語の教育と実践)

英語が必須の時代なので、小さいときから英語の勉強をさせようという方が多いようですし、小学校でも文科省までよってたかって英語の授業を始めています。しかし、ちょっと待って下さい。乳児幼児や小学生時代に英語をやって、本当に将来、苦もなく英語が出来るようになるのでしょうか? 続きを読む


仕事の仕方あれこれ(利益とは何か)

「利益とは何か」というテーマの根幹に関わる話は既に別のコラムで書きましたが、改めて、新人にお話をするに当たって、このテーマを取り上げました。この問題は簡単なようで結構奥が深く、自分がやっている仕事に関する「利益」や、その内容、また、現在はやりの「環境問題」などを考える上でもキーになる内容ですので、自分なりに、じっくり考えて、自分の仕事に対する基本姿勢を深掘りしてみて下さい。 続きを読む


仕事の仕方あれこれ(現場が絶対)

どんな仕事にも「現場」というものが存在します。ところが大方のケースは、事務所でパソコンとにらめっこでの書類作りや、メールのやりとり、あるいは社内会議などの報告会や報告会など、直接現場で起きたことのフォローのような仕事を、仕事だと思ってやっているケースがほとんどです。 続きを読む