息子は母親の持ち物か?

現代を見てみると、いろいろな面白いキーワードが出てくる。いわく、「息子は母親の持ち物か?」少子化の上に親父弱体化社会のあおりを受けて、母親が大学の入学や卒業式はもちろん、入社式にまで出席する。息子は息子で母親の庇護(ひご)の下、「ひ弱」で「悪(わる)」で「役立たず」。 続きを読む

はじめに

最近は技術の進歩や社会の仕組みの移り変わりが早い。例えば、今の20代の人たちはパソコンを普通に使っているが、彼らにしてみればWindowsという仕組みが当たり前であり、その性能に多少の違いこそあれ、もうずっと以前から今のような仕組みで動いていたと思っているふしがある。DOSのコマンドなど知る由もなく、ましてや、タイプライターを進化させたワープロ専用機時代に、薄っぺらな樹脂の記憶媒体を傷つけないよう後生大事に扱っていたことなどは、遠い昔の歴史の1ページに過ぎない。 続きを読む